【未来の種】自分を成長させる機会が十分に組み込まれている形をつくる

毎週月曜日に情報をお届けします。

 今日、ご紹介する本は、

「会社の目的は利益じゃない」
誰もやらない
「一番大切なことを大切にする経営」とは

 横田英毅 著
 ネッツトヨタ南国株式会社 相談役

 8年ほど前に公演を聞きましたが、
発想の凄さに感動したことをお覚えています。

 この本の本文から抜粋

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 自分の可能性を最大限に
発揮できる人こそ勝利者

 我が社の大切な目的は、
「全社員を勝利者にする」ことです。

一人ひとりがもっている可能性を、
人生で最大限に発揮できる—-。
それができた人こそ、勝利者です。

 二宮尊徳は、
「経済のない道徳は寝言だ」と言ってますし、
道徳を追求し続けるためには経済が必要です。
 経済につながらない、
道徳のみを追求するのはボランティアであって、
それは経営者として失格です。

 当たり前のことを、
人並み外れた熱心さで続ける。

社員みんな自ら考え、発言する

わが社の経営ビジョン

一 真のお客様サービスを創造・実践する
二 考える–発言する–行動する–反省するという参画のプロセスを重視し、
  社員の成長と自己実現の機会を高める
三 お客様とビジネスパートナー、地域社会との
  発展的な関係構築学習を重ね、
  独自性と主体性を発揮する

「誰かのために」がエネルギーになる

「自分の問題」であることに気づいてもらう

「自分たちで解決できることを解決していくと、
 やがて業績がよくなり給与も上がる」

 人は誰でも、
人に喜んでもらうことに喜びを感じる気持ちを持っています。
そしてそれが、
自分を成長させることになることを知っています。

ですから、
社員の幸福を本気で実現しよう思うのなら、
お客様に喜んでもらえたかどうかがわかるしくみをつくり、
自分を成長させる機会が十分に組み込まれている形をつくるのです。

これが経営者の、
最も大事な仕事のひとつだと私は考えています。

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ぜひ、お手にとって見てください。

姫松千秋