【未来の種】美しいものを第三者の視点であるがままに見る
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2019年2月1日(月) 未来の種801号
◆ 美しいものを第三者の視点であるがままに見る
事業環境の変化による経営の問題で
お悩みの経営者の方へ
コンサルティングを通じて
戦略とマネジメントの再構築を目指す
経営者のお手伝いをいたします。
株式会社グレイン 代表取締役
姫松千秋(ひめまつ ちあき)
https://graine.ne.jp
経営テーマ
『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』
-非競争の状態を10年がかりで築く-
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◯本メールマガジン(未来の種)は、
売上1億円から80億円規模の会社を対象として、
葬祭業専門の戦略コンサルティング会社を経営する姫松が
日々学んだこと感じたことを月・水・金の週3回お届けしています。
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<姫松の活動ダイジェスト>
■ 昨日は東京でM&Aに関する打ち合わせ。
どのような業界でも行われているM&Aですが、
大手だけではなく中小の葬儀社でも
力のある会社は考えておくべき
経営手法かもしれません。
■ その後、未来のための打ち合わせ。
守秘義務があるので詳しくは言えませんが、
楽しい打ち合わせでした。
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<未来の種>
■こんにちは、姫松です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日、ご紹介するのは、
ドラッカーの著書をほとんど翻訳された
上田惇生氏の「ドラッカー入門 新板」です。
https://amzn.to/2FVjnYH
残念ながら1月10日に80歳で他界されました。
この本は、ドラッカーの著書ではありません。
30年以上にわたって邦訳に携わった
上田氏による描き下ろしです!
本の中から私が好きな部分を
ご紹介させていただきます。
ここから
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どんなに優れた指揮者であっても、
自らの演奏を客席から聴くことはできない。
企業経営も同じである。
どれほど優れたマネジメントを行う者でも、
それを第三者の目線では見ることはできない。
ドラッカーは、
優れたもの、
美しいものを第三者の視点であるがままに見ることを
自らの存在意義と考えたし、
それをコンサルタントの役割と見た。
ドラッカーはコンサルタントの立場を、
信頼できる医師や教師の役割になぞらえてもいた。
彼らに求められるのは、
なすべきことをにべもなく指摘する冷静な目線である。
プロとして相手の中核にある価値を見極め、
問いによって引き出していった。
正しい問いをもってすれば、
本人も知ることのない強みを引き出すのは
至って容易である。
コンサルタントのなすべきことの中核にあるのは、
あるがままに見ること、
対象を形として捉えることである。
企業であれば、
そこにある人の流れや価値の流れを
一つの生命体として視覚に収めることである。
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↑
ここまで
これらの内容は、
私のコンサルタントとしての軸にもなっています。
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<今日の未来の種>
■ どれほど優れたマネジメントを行う者でも、
それを第三者の目線では見ることはできない。
■ 優れたもの、美しいものを第三者の視点であるがままに見ることを
コンサルタントの存在意義であり役割である。
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-非競争の状態を10年がかりで築く—
発行者
株式会社グレイン 姫松千秋
https://graine.ne.jp