【未来の種】専門市場戦略

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平成29年10月16日(月)   未来の種612号

◆ 専門市場戦略

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp

経営テーマ

『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』

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◯このメールマガジンは、

葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン

代表の姫松千秋が日々感じたことを月曜日・水曜日・

金曜日の週3回、お伝えしていきます。

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■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

最近、介護施設関係の方たちや周辺のビジネスを

されている方たちとお会いすることが増えてきました。

そのようなこともあり、

「介護」というキーワードにアンテナが立っており、

新聞・雑誌でも目についてしまいます。

さらに我々の活動のヒントにもなりそうな記事が

ありましたので、ご紹介させていただきます。

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日本経済新聞 2017年10月11日 より

「1人で死を迎える時代」に備えを

日本総合研究所シニアマネージャー
  
 斉木里子 氏

 介護事業者のコンサルティングを始めて6年になり、

様々な職能のスタッフと交流を重ねてきた。

介護の仕事は保育と違い、

卒園ではなく死という形で終わりを迎える。

ターミナルケアやみとりに携わる

スタッフたちの経験を共有していると、

1人の人間の死にとって

家族や血縁の存在はほんの一部と思えてくる。

 
 
 世間では介護はまず家族が担い、

手に負えなくなれば施設に預ける

というイメージが流布している。

しかし今後の社会ではそのような常識は通用しない。

高齢者の増加に対して就労人口が減るため、

家族どころか施設で介護サービスを提供する

人員すらいない常態が普通になっていく。

すると家族に囲まれたり、

施設のスタッフに手を握られながら

最後を迎えるたりする姿は普通ではなくなる。

つまり多くの人が1人で死を迎えることになるのだ。

覚悟し、

納得しながら死を迎えられるようにするため、

個人や社会は何ができるだろうか。

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次回に続きます。

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 専門市場戦略では

小さな特別の市場をつくりだす。 

(ここから)
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■専門市場戦略

 ニッチ戦略の一つに、

競争相手が現れるほど大きくない市場を狙う

専門市場戦略がある。

 良い例が、

第一次大戦後かなりの間、

最も利益のあがる金融商品として知られた

アメリカン・エキスプレスのトラベラーズチェックだった。

安全であって、あらゆるホテルで通用した。

しかも、銀行が販売してくれた。
 

加えて現金化されるまでの間、

膨大な現金を無利子で手に入れ

運用することができた。

これは公然の秘密だった。

しかし、大銀行が参入するには、

当時の旅行者相手の市場はあまりにも

小さかった。

「イノベーションと起業家精神」
 P.F.ドラッカー 著

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(ここまで)

 関所戦略、専門技術戦略、専門市場戦略の可能性を考えてください。

 実際にそれらの展開を検討してください。 

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生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋

■小さくても新しい価値を持った
  葬送の仕組みを創る■

◇葬送ビジネスラボ◇

http://www.sousoulabo.com