【未来の種】人口の変化

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平成29年8月21日   未来の種588号

◆ 人口の変化

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp

経営テーマ

『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』

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◯このメールマガジンは、

葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン

代表の姫松千秋が日々感じたことを月曜日・水曜日・

金曜日の週3回、お伝えしていきます。

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■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

先週末は、長崎への帰省中読めなかった

新聞をまとめ読みしていました。

その中から記事をご紹介したいと思います。

ここから
  ↓

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日経MJ 2017年8月16日(水曜日)より

—有望シニア「モラトリアムおじさん」をどう動かす—

 ひと研究所では、シニアの行動(積極的か、慎重・控えめか)、

志向(伝統・保守好むか、変化・刺激を好むか)

という2つの軸で6つのタイプに分けた。

 時代劇や演歌が好きといった「淡々コンサバ」、

行動的で消費に積極的な「アクティブトラッド」というのが、

これまで一般的にシニアと言われてきた層。

だが、実際に調査すると、

両者を合わせてもシニア全体の4割弱でしかいない。

 「ラブ・マイライフ」は最も積極的に行動し、

変化や刺激を好み、好奇心を満たすためにはちゅうちょなく消費する。

「社会派インディペンデント」は人とのつながりを重視し、

新たな人脈を築くこと、世代を超えた交流などに意欲的だ。

 6つに分類したシニア層で最も人数が多いのが「セカンドモラトリアム」。

4人に1人を占め、特に有望なのは、その男性、

つまり「モラトリアムおじさん」だ。

特徴は、社会に取り残される不安が強く、

今後の人生をどう過ごしたらよいのかを模索している。

今まで一心不乱に働き、築いてきた立場がリタイアにより失われ、

振り返ると地域に友達はいない。

これからの時間をどう過ごしたらいいのか分からない一方で、

きっかえさえあれば動き出す可能性がある。

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ここまで

この記事を読まれてどのように感じられましたか。

この層のシニアがポイントだというのはわかるが、

なかなか手ごわい層でもある。

今日も1日人生とビジネスを楽しみましょう。

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 人口の変化は

信頼性の高いイノベーションの機会である

(ここから)
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■人口の変化

 産業変化のうち、

人口数、年齢構成、進学率、所得など

人口にかかわるものほど明らかなものはない。

見誤りようがない。

もたらすものの予想も容易である。

リードタイムまで明らかである。

人口そのものは予測が不可能かもしれない。

しかしその変化が、

現実に影響をもらたらすには

リードタイムがある。

予測可能なリードタイムがある。

最も重要なものが年齢構成である。

とくに最大集団の変化、

すなわち人口の重心の移動である。

統計は出発点にすぎない。

現場に行き、見、聞く者にとってのみ、

人口の変化は信頼性の高い

イノベーションの機会となる。

「イノベーションと起業家精神」

  P.F.ドラッカー 著

 

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(ここまで)

 人口にかかわる数字のうち、あなたの製品やサービスに

特に関係の深いものは何でしょうか。

5年先、10年先の数字をみてください。

どのような機会が見えてきますか。

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生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋

■小さくても新しい価値を持った
  葬送の仕組みを創る■

◇葬送ビジネスラボ◇

http://www.sousoulabo.com