【未来の種】顧客価値の創造

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平成29年7月28日   未来の種578号

◆ 顧客価値の創造

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp

経営テーマ

『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』

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◯このメールマガジンは、

葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン

代表の姫松千秋が日々感じたことを月曜日・水曜日・

金曜日の週3回、お伝えしていきます。

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■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

現在、ベストセラーの

 『未来の年表』
  河合雅司 著
 http://amzn.to/2v1mIie

以前、この場でもご紹介しましたが、

この本にはこんなことが書いてあります。

ここから

 ↓

●少子化・人口減少が深刻化する日本では、

 将来、次のような事態が起こると予想される。

・2017年:日本人女性の3人に1人が高齢者(65歳以上)
  となる「おばあちゃん大国」に変化する。

・2019年:IT技術者が不足し始める。

・2020年:女性の2人に1人が50歳以上となり、
  出産可能な女性が大きく減り始める。

・2023年:団塊ジュニア世代が賃金の高い50代となり、
  企業の人件費がピークを迎える。

・2024年:国民の3人に1人が65歳以上の
  「超・高齢化大国」となる。

・2030年:生産者年齢人口(15〜64歳)が激減し、
  全国の80%の道府県が生産力不足に陥る。

・2042年:高齢者人口が4000万人とピークを迎える。

●労働力問題の解決策の1つが、

 「戦略的に縮む」ということだ。

 人口が減っても国力が衰えないよう、

 社会をコンパクトで効率的なものに作り替える。

 例えば—

・「便利すぎる社会」から脱却する。
 
 過剰サービスを見直し、

 不要な仕事そのものをなくす。

・人が住む地域とそうでない地域(非居住エリア)を明確化し、

 効率的に行政サービスが行えるようにする。

・「国際分業」を徹底し、日本の得意分野に注力する。

 ↑
ここまで

ここに書いてある労働問題の話は、

国だけの問題ではなく、

会社においても同じような問題を抱えており、

会社に置き換えて考えてみる必要がある。

今日も一日、人生とビジネスを楽しみましょう。

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 価値を増大させない活動を廃止しても

   顧客が失うものはない。

(ここから)
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■顧客価値の創造

 自動車生産では、

設定したコストの範囲内で、

所定の機能を果たすべく部品の再設計を繰り返す。

自動車の基本性能は輸送である。

副次機能として乗り心地、燃費、安全性がある。

それぞれの機能が、

異なる部品を必要とする。

自動車としての価値を増大させるとともに、

コストを発生させる。

 そこで、それぞれの機能についての

専門家からなるチームが編成される。

部品メーカーやユーザー側まで入る。

部品の果たすべき機能の詳細を明らかにし、

設定したコストの範囲内で、

顧客にとっての価値と品質を満たそうとする。

『明日を支配するもの』

 P.F.ドラッカー 著

 

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(ここまで)

 顧客価値を生まない活動は廃棄してください。

価値を生む活動を分析し、その価値を増大させてください。
  
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生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋

■小さくても新しい価値を持った
  葬送の仕組みを創る■

◇葬送ビジネスラボ◇

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