【未来の種】素直な心とは、広い視野から物事を見、その道理を知ることので きる心である

__________________________________________________________

平成28年5月20日   未来の種405号

◆ 素直な心とは、広い視野から物事を見、
  その道理を知ることのできる心である

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp

経営テーマ

『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』

____________________________

◯このメールマガジンは、

葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン

代表の姫松千秋が日々感じたことを月曜日・水曜日・

金曜日の週3回、お伝えしていきます。

____________________________________________

■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

引き続き、ハワイへ出張中です。

今日は葬儀社の見学がメインです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

素直な心の内容10カ条の4番目です。

(ここから)
———————————————-

●素直な心とは、広い視野から物事を見、
 その道理を知ることのできる心である

 寛永の頃、幕府の勘定奉行を務めた
伊丹播磨守廉勝は、農民や町人の利を
図ることが多かった。

例えば、甲斐の国から出る鼻紙を
一人で商う商人を羨んだある富商が、

「私にお任せくだされば、これまでよりも
 一千両多くの運上金(税金)を納めます」
と願い出たことがあった。

それに対し、播磨守は次のように反対した。
千両多く運上金を収めるというが、
それをどこから引き出すのか。

紙の値段を上げて小売商に卸し、
小売商がまた値を上げて売れば相当高くなる。

一物の値段が上がれば万物の値段も高く買なる。

諸物価が高くなれば盗みが起こる。

千両箱が増えるからといって、
世の風俗を乱してはならない ーー。

役人にとって税金が増えるのは願ってもない話だが、
それは1つの立場にとらわれた考え方である。

播磨守はそれだけの考えにとどまらず、
どういう影響が出るかを考えた。

その結果、プラスの裏に、
マイナスがあることを見抜いたのだ。

播磨守のそういう慮りは、物事の実相を見つめ、
その道理を知ったところから生じたのだろう。

そういう道理がわかるという姿は、
素直な心の動きよって生まれてくる。

「素直な心になるために」
 松下幸之助 著

http://amzn.to/1WgoJi4

———————————————-
(ここまで)

立派です!

_________________________________________________

生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋