【未来の種】プロ意識が天才を磨く

平成28年1月13日   未来の種323号

◆ プロ意識が天才を磨く

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、

 葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。

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■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は打ち合わせの後、顧問先の新年会に参加予定です。

飲みすぎないように注意しなければ・・・。

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ビジネスに比べて、

スポーツの世界は厳しいと思います。

いろいろな競技で1番になれるのは、

1人か1チームだけという世界だからです。
 

ビジネスは大きな会社が、

すべての商品

すべての地域

すべてのサービス

すべての客層

で勝てるとは限りません。

そこには、中小企業でも勝てる

ニッチな何かがあるからです。

しかし、

ここにはビジネスとスポーツの要素を

含んだ厳しい世界があります。

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どこの世界でも、

プロと呼ばれる人たちの技量は、

アマチュアよりは数段高いのが普通だ。

しかし、プロと言っても様々ある。

たとえば、歌手の場合、

歌を歌ってギャラを稼いでいるからといって

歌の技量が高いとは限らない。

学問の世界でも、

大学教員であることが研究者としての

技量を必ずしも保証はしない。

試験や資格のない世界では、

自分が作家だとかコピーライターだと言えば、

内実はともかくもそう名乗ることができる。

コーヒーのまずい喫茶店、

ラーメンのまずいラーメン屋も現に存在する。

こうした世の中で、

真のプロ中のプロと言えるのが、

棋士の世界だ。

 将棋の世界で言うプロとは、

日本将棋連盟の四段以上であり、

彼らを「棋士」と呼ぶ。

アマチュアの段位とは別物だ。

四段以上の棋士には、

新聞社やテレビ局との契約料として

連盟に入る収入が分配される。

これがあ棋士の主な収入源になる。

 将棋の世界は、

信じられないほど完全実力主義だ。

誰も息子であるとか弟子であるとか

いったことは問題にならない。

相互にひたすら勝負を繰り返し、

その成績で昇級昇段が決まっていく。

名人を頂点として、

A級十人、その下にB1、B2、C1、C2

と続いている。

完全なピラミッド組織だ。

大相撲の世界も何勝何敗という成績が

番付を決めていく実力の世界だ。

しかし、

棋士の世界には横綱審議会のような

曖昧な組織は存在しない。

A級のリーグ戦での優勝者が

名人と七番勝負をするのだ。

名人はこれに敗れれば次年度A級順位1位となる。

実に明確かつ厳しい競争社会だ。

『天才がどんどん生まれてくる組織』
   齋藤孝 著
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我々は順位が何番であってもビジネスができる。

しかし、どんなに小さな、ニッチな領域でもいいので、

一番を目指していきたいものである。

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生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

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発行者

株式会社グレイン 姫松千秋