【未来の種】シンプルなメソッドを徹底的に反復練習する
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平成28年1月12日 未来の種322号
◆ シンプルなメソッドを徹底的に反復練習する
(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、
葬祭業専門のコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。
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■こんにちは、姫松です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
昨日、午前中は肉体強化50分。
午後から新規事業の打ち合わせ1件。
顧問先社長より新規出店の相談1件。
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現在日本のクラシック音楽会は、
世界レベルにあるそうです。
この状況は偶然に出来上がったものではなく、
一人の偉大な音楽教育家・齋藤秀雄の教育がある。
指揮者の小澤征爾をはじめとして、
ヴァイオリニストやピアニストなどの
演奏家においても世界トップレベルの
人材を次々と排出している。
その考え方をご紹介します。
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結論を先取りして言えば、
齋藤秀雄のやり方は、
日本人が欧米の水準に追いつき、
世界のトップに立つための具体的戦略の
典型を示している。
素晴らしい先駆者の仕事を徹底的に分析し、
その長所を絞り込み、
その分析結果を教育のメソッドに変換していく。
このプロセスには、
膨大な思考が費やされ、
工夫が詰め込まれた。
しかし、
その結果出来上がったメソッドは、
複雑で不透明なものというよりは、
むしろシンプルなものである。
そのシンプルなメソッドを
徹底的に反復練習し、
技とするところに齋藤メソッドの特徴があった。
それまでの日本音楽界には存在しなかった、
音楽上達の「型」を創出し、
それを実践することによって
世界的「奇跡」
と呼ばれるほどの実績を残した。
齋藤の仕事を見ると、
天才という人間が偶然に生まれてくるのではない
ということがよくわかる。
優れた伝統がいくつか織りあわされたところに
天才が育つ。
一人だけ力が飛び抜けているように
一見見えたとしても、
その下にはピラミッドのように多くの人がいる。
齋藤秀雄は、
早期養育の徹底により
天才的な音楽家を多数生み出したが、
自分自身はむしろ底辺の拡大、
底上げを主な目標としていた。
『天才がどんどん生まれてくる組織』
齋藤孝 著
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私は営業社員の育成過程で、
数多くのトップセールスを見てきたが、
「私自身が育てた。」という感覚を持つことができない。
どちらかというと、
基本的なことは教えるが、
あとは「勝手に育っていった。」
という感覚である。
もちろん会社として、
働く職場環境であったり、
労働条件を整えてあげる必要がある。
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生まれた時より、
より良い世界にして、
この世を去る。
【第9の習慣】
スティーブン・R・コヴィー
発行者
株式会社グレイン 姫松千秋