【未来の種】葬儀社のセミナーは、相撲の四股と同じ
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平成28年1月11日 未来の種321号
◆ 葬儀社のセミナーは、相撲の四股と同じ
(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
http://graine.ne.jp
経営テーマ
『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』
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◯このメールマガジンは、
葬祭業を支援するコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。
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■こんにちは、姫松です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
先週土曜日は、
葬祭顧問になっている生活クラブ群馬にて、
3月に行われるオール生協の大きなイベントと
オリジナル葬儀プランの打ち合わせを行う。
しっかりした理念があるので、
今後が楽しみになって来ました。
日曜日は2月から私が参加する勉強会の
キックオフミーティングに参加してきました。
参加者のレベルが半端なくすごいです。
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先週から「型」についての話を進めていますが、
「型」という概念を理解するのに
分かりやすい記述がありますのでご紹介します。
『天才がどんどん生まれてくる組織』
齋藤孝 著
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私が型の例としてよく用いるのは、
相撲の四股だ。
四股は、
チビッコ相撲でも横綱でも通用する
基本の型だ。
相撲の動きの根幹をなす筋肉の身体感覚を、
四股の反復練習を通じて鍛え上げることができる。
逆に四股を踏まなければ、
相撲に必要な力を身につけることは難しい。
四股を徹底的に踏む相撲部屋と
四股という基本の型を知らないで
練習している相撲部屋とが、
対戦するケースを考えてみよう。
同程度の資質を持つと仮定すれば、
結果は明らかに四股を技化した
部屋の勝利である。
これが型の威力だ。
優れた型は、才能の有無を問わず、
上達を格段に促進させる。
一人の天才が爆発的に出現するのではなく、
ハイレベルの熟達者を
多人数養成することができるのが、
型の強みだ。
こうした熟達者の中から、
さらに突出したものが生まれてくる。
自分の癖をも技に変える工夫の力を持ったものが
ハイレベルな集団からさらに抜け出て出してくる。
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我々の葬祭業界では、
「四股」にあたるものは何でしょうか?
それは、
消費者向けの「葬祭セミナー」だと、
考えています。
私の顧問先は、
会社の売上規模に関係なく、
すべての会社が、
「葬祭セミナー」を
開催しています。
消費者の課題や悩みを解決に導くという、
重要な意味合いを持っているのですが、
社員の育成という意味においても、
「葬祭セミナー」は、
有効な「型」なのです。
つまり、セミナー参加者の
悩みは何か?
課題は何か?
ということをじっくり考え、
まとめる格好の仕組みなのです。
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発行者
株式会社グレイン 姫松千秋