【未来の種】猿飛佐助は「術」の名前

__________________________________________________________

平成28年1月8日   未来の種320号

◆ 猿飛佐助は「術」の名前

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp
____________________________

◯このメールマガジンは、

 葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。

____________________________________________

■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

本日はあるメーカーの社長と

今後の事業展開について打ち合わせの予定です。

明日は、私が葬祭顧問をしている「生活クラブ群馬」の

定例打ち合わせ会と葬儀の事前相談が1件です。

———————————————

引き続き「型」についてお伝えします。

昨日も打ち合わせの中で営業の「型」をつくる、

という話をさせていただきました。

しかし、営業の型などをつくるときに

注意しなければいけないことが幾つかあります。

その中で一番大事なことは、

一つ一つのステップを小さくするということです。

これはリアルな階段と同じで一段が高すぎると

登れないとの同じように、

お客様は高い意思決定の段を見ると

怖気付いてしまうのです。

まずはお客様が簡単に意思決定ができる

レベルの段を用意することが重要です。

「型」の話に戻ります。

「型」を使って人を育てるヒントが

ここに書いてあります。

「もし高校生の女子マネージャーがドラッカーの
 『イノベーションと企業家精神」を読んだら」
   岩崎夏海 著
  http://amzn.to/1SuNAvT

の中で、明治大学の齋藤孝教授が書いた

『天才がどんどん生まれてくる組織』
   齋藤孝 著
  http://amzn.to/1SuOlVR

という本の記述を紹介しています。

それは「猿飛佐助」に関することだ。

その内容は、

=============================================

猿飛佐助とは、白土三平のマンガ「サスケ」

に出てくる忍者のことだ。

ところがこの猿飛佐助、

実は個人名ではないという。

それは「術」の名前なのだ。

あるいは「型」の名前といってもよい。

その型を習得した者が名乗るのが、

「猿飛佐助」という名称だった。

それゆえ、『サスケ』の中には

猿飛佐助が何人も出てくる。

たとえ敵に殺されても、

また現れるのだ。

その意味で、

猿飛佐助は「不死身」だった。

齋藤孝は、

この猿飛佐助という

 「概念」に

強い興味を覚えた。

というのは、

これを使えば優秀な人材、

つまり天才を

どんどん誕生させられるのではないか、

そういう組織を作れるのではないか——

と考えたからだ。

その現実の事例として、

齋藤孝は本書の中で、

桐朋学園で音楽を教えていた齋藤秀雄を

紹介していた。

=============================================

『天才がどんどん生まれてくる組織』
   齋藤孝 著
  http://amzn.to/1SuOlVR

の内容については、

次週以降にご紹介させていただきます。

_________________________________________________

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋