【未来の種】古いものを捨てつつ新しいものを取り入れる

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平成28年1月7日   未来の種319号

◆ 古いものを捨てつつ新しいものを取り入れる

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、

 葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。

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 こんにちは、姫松です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

昨日は日帰り出張でしたが、

ここでも新規プロジェクトがスタートしています。

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今日は、

「もし高校生の女子マネージャーがドラッカーの
 『イノベーションと企業家精神」を読んだら」
   岩崎夏海 著
  http://amzn.to/1SuNAvT

の中で、

「イノベーションと企業家精神」
  P.F.ドラッカー 著
  http://amzn.to/1JSV4Sd

からの引用に、

葬儀業界に関係性の強い事例が記述されているので、

紹介させていただきます。

ここから

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それは、

『イノベーションと企業家精神』の、

イノベーションの第五章の機会である

「人口構造の変化に着目する」

という章においてだった。

そこでドラッカーは、こんなふうにいっていた。

このような人口構造の変化が、

企業家にとって実りあるイノベーションの機会となるのは、

ひとえに既存の企業や公的機関の多くが、

それを無視してくれるからである。

彼らが、人口構造のの変化は起こらないもの、

あるいは急速には起こらないものであるとの

仮定にしがみついているからである。

まったくのところ、

彼らは人口構造の変化を示す明らかな

証拠さえ認めようとしない。(63P)

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ここまで、

どのように感じられましたか?

文中の校長も言っているのですが、

これまで人口構造の変化を無視し続けてきた。

それが、「急速には起こらないものであるとの

仮説にしがみついてい」た。

だからこそ、経営が逼迫し、・・・・。

葬儀業界の経営者も

「急速には起こらないものである・・・。」

と考えているのではないでしょうか。

こんな記述もあります。

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 型を教えるというのは、

ある決まったフォームを徹底して

反復練習させるということだろ。

それをさせると、

型を身につける仮定で、

自然と古いフォームを壊すこともできるんだ。

つまり、

古いものを捨てつつ新しいものを取り入れる。

一石二鳥となっている。

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ここまで、

つまり、葬儀業界でも、

古いフォームである、

・ビジネスファネル
・利益構造
・葬儀施設
・マネジメントスタイル

などを、

新しい型に変える必要がある。

このことにいち早く気づき、

適切な型を作り上げた会社だけが

生き残るのかもしれない。

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発行者

株式会社グレイン 姫松千秋