【未来の種】責任という型

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平成28年1月6日   未来の種318号

◆ 責任という型

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、

 葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。

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 こんにちは、姫松です。

いつもお読みいただきありがとうございます。

昨日は新規プロジェクトの打ち合わせ、

今後、大きな柱になりそうな感じがします。

今日は日帰りの出張です。

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 昨日に聞き続き「型」について考えてみると、

守・破・離という言葉をまず思い浮かべます

ここでも「守」

つまり、真似ることからスタートしている。

経営の原理原則しかり、

これも失敗しないための「型」である。

「もし高校生の女子マネージャーがドラッカーの
 『イノベーションと企業家精神」を読んだら」
   岩崎夏海 著
  http://amzn.to/1SuNAvT

の中でも、このような記述がある。

それは、「型」には一般に思われているのとは

逆の効果がある———ということだ。

 どういうことかというと、

例えば生徒に教えるとき、

まず型を身につけさせる。

文字通り「型にはめる」。

すると、一見自由がなくなり、

生徒の可能性を狭めるようにも思えるのだが、

実際は逆なのだそうである。

 生徒は、型を反復するうちにやがて

自由に動けるようになるのだそうだ。

そうして結果的に、

以前よりもずっと可動域が広がるという。

つまり、自由を失うのではなく、

逆に「獲得」するのだ。

さらにドラッカーの「自由」についての言葉も紹介している。

「自由とは、責任ある選択をすること」

ドラッカーがいうには、

自由とはなんでもかんでもしていい

ということではけっしてない。

そこで何かを選択するときには、

必ず責任が伴う。

つまり、選択の自由は「責任という型」にある

—–というのだ。

そして、その中で選択するからこそ、

逆に自由だというのである。

明日に続きます。

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発行者

株式会社グレイン 姫松千秋