【未来の種】繰り返して技化する
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平成28年1月15日 未来の種325号
◆ 繰り返して技化する
(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、
葬祭業専門のコンサルティング会社・グレイン
代表の姫松千秋が日々感じたことをお伝えしていきます。
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■こんにちは、姫松です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
昨日は顧問先で商品プラン見直しの最終打ち合わせを行い、
明日から販売を開始ます。
大手が真似できない、模倣障壁が高い、
差別化商品が出来上がりました。
今日は、午前中、打ち合わせ1件。
その後、会計事務所の監査。
夜は新年会の予定1件です。
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今週は、「型」をつくる、ということをテーマに
いろいろな組織の鍛錬方法をご紹介してきました。
しかし、江戸時代の藩校においては、
素読という学習法でエリート教育を行ってきた。
その学習法の考えたかを次にご紹介します。
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・最高水準のテキストを、
ひたすら音読し身に染み込ませる。
耳から聞き、声に出して、
言葉を身体に技化していく学習スタイルは、
実は大変効果的なのだが、
戦後とりわけ素読は「強制的だ」
という理由で排除されてきた。
・最近、東北大学の川島隆太教授が、
音読するときに脳がもっとも活性化することを
脳科学の見地から発表した。
声に出して優れたテキストを読み上げることは、
素朴なようだが、
実に効果的な学習方法なのである。
・素読には「繰り返して技化する」
というトレーニングの要素が核としてある。
これは現在のゆるい教育にとっては、
非常に参考にすべき内容を含んでいる。
言語も、身体文化と同じく、
繰り返しによって身につけるべき技なのだ、
という観点は実に重要である。
・素読を終えた子どもは講義を受け、
教師の指導のもとの理解を深めていく。
生徒が一堂に集まって、
互いに問題を持ち出したり討議をしあったりする
共同学習ともいうべき会読・輪読が行われる。
一定の読書力t理解を身につけた者たちが
共同で学習を進めるのだ。
この質問のしあいは
相当効果的な学習方法だったようだ。
一人で考え、
課題とするものを自分で選べるようになってくると、
教授に「質問」する段階に進んでいく。
『天才がどんどん生まれてくる組織』
齋藤孝 著
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今、内容見直しのため再募集を行っていないが、
塾生同士が学び合う場として「姫松塾」は、
再度、構想を「型」としていきたい。
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生まれた時より、
より良い世界にして、
この世を去る。
【第9の習慣】
スティーブン・R・コヴィー
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発行者
株式会社グレイン 姫松千秋