生きた証が森になる
今日、ご紹介するのは
北摂の樹木葬
「木もれびと星の里」
北摂霊園の園内の広大な森を利用できないか?
という考えからスタートしています。
すでに普及していた人工的なシンボルツリー型ではない
樹木葬ができないか考えたそうです。
理想としたのは
森の木々そのものがお墓になり
その森を通じて本当の意味で
自然に環ることができる墓地。
森を生かした「樹木葬」を模索する中で出会ったのが
ドイツ型の樹木葬でした。
ドイツ型の樹木葬は
森の木々をそのまま墓標とするもので
国土の全域に広がっています。
ドイツは日本と違い
平地の森が多く
森を美しい状態で残するために
樹木葬を取り入れ
美しい森を維持しているのです。
つまり、森の維持管理費を捻出するために
樹木葬を取り入れたと言っても
過言はないくらいです。
「木もれびと星の里」がユニークなのは
ドイツ型の樹木葬ということだけではなく
100年でお墓の権利は消滅するということです。
つまり100年後には完全に森に戻る
という事をゴールにしています。
最後に「木もれびと星の里」の
ホームページからコンセプトをご紹介します。
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生きた証が森になる
人と自然の営みの中で育まれた生態系を守り、
草花や木々とともに、多様な生きものたちを
育んでいくためには人の手が欠かせません。
大阪北越霊園では、
園内に広がる豊かな森そのものを墓地として活用し
自然を守りながら、50年先、100年先へ
美しい森を保全していきます。
皆様の生きた証がもりをつくり、
皆さまの生きた証が森になる。
私たちは「北摂の森」と呼んでいます。
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【今日のしつもん】
100年後へ残したいものは何ですか?