葬儀業界も、事前契約の時代
こんにちは、姫松です。
先日、日経新聞に
「お一人様の終活、契約で託す」
という記事が掲載されていました
契約というと
どうしても死後事務委任契約・遺言書の作成など
生前に契約して死後に執行されるのメージが強いのですが
お一人様は、
生きている間のお困りごとが多い
身元保証:入院や施設入居などで身元を保証
見守り:安定的な訪問や電話での安否確認
財産管理等委任:金融機関の入出金を管理
任意後見:認知症で判断能力が低下したときに財産管理を代行
家族がいると当たり前に行っていることが
お一人様だと難しくなってきます
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今週は
葬儀社の特徴やルーツについてお伝えしています
昨日は、葬儀業界の50%以上の売上を上げている
冠婚葬祭互助会(200社)のことをお伝えしました
その強さは、
「事前に準備する」
ということにあります
本日は、専門葬儀社です
わかりやすく言うと
街の葬儀社です
歴史がある葬儀社も多いですが、
異業種から新規事業として始めた会社もあります
私の顧問先もこの「街の葬儀社」がほとんどです
全国で約4000社以上あると言われていますが
個人の葬儀社も合わせるとそれ以上あるようです
どちらかというと専門葬儀社は
地域密着型の会社が多く
マーケティングよりも
葬儀施行を重視している会社が
多いように思います
しかし、厚生労働省の調査によると
65歳以上がいる世帯のうち
単身世帯の比率は2019年で
28.8%と過去最高だったようで
このような社会変化を見ると
配偶者や家族がいれば
普通に行われる葬儀や納骨が
お一人様では難しくなります
専門葬儀社も葬儀の役務サービスを
提供するだけではなく
士業の方達と連携して
お一人様の
どんな葬儀を望むのか
先祖代々の墓に入るのか
樹木葬や海洋散骨といった方法を選ぶのかを決めておき
すべてをサポートするサービス提供を行ったら
互助会等に負けない事前契約客が増えそうである
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