お墓に対する価値観の変化

お墓に対する価値観の変化

菩提寺の住職に聞いた話ですが

遺骨は、元々本山が本堂や境内で預かっていた

それを真似て各地のお寺が境内にお墓をつくっていったそうである

さらに石材店や霊園業者が絡んで

高度成長期にビジネス化していった

バブル期には、1年間で10年分を販売したそうです

あまりにも行き過ぎて

宗教法人の名前だけを借りて

大型納骨堂を作った業者が

宗教法人から除外される裁判で敗訴した結果

一般企業並みに課税対象業者として

みなされるという事例が発生しました

物事は片方に触れすぎると

振り戻すという

振り子のような現象が起きます

お墓も核家族化から

多くのお墓がつくられましたが

守る後継者がいなくなるという事が

発生してきました

それは、生まれ育った地元で

一生を終えるという人が

少なくなってきたからだと思います

結婚式も「家」と「家」の結びつきから

一人の「個人」と「個人」の結びつき

という考えに変化しました

まさにお墓も「家」のお墓を守るという

概念が変化しているのかもしれません

お墓のあり方も時代とともに

変化しています

全国初!

時代の最先端をいく

お寺しか出来ない納骨堂を実現した

菩提寺の住職は素晴らしいと思います。

たまに価値観のわからない人もいるようですが・・・?

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【今日のしつもん】

変化している価値観は何ですか?