「葬儀」が変化していく本当の理由は何か?

こんにちは、姫松です。

今日は、葬儀が変化していく理由を

いくつかの視点から考えてみたいと思います

一、人口動態の変化(高齢化・少子化・未婚化)

二、価値観の変化

三、情報伝達スピードの変化(ネットの普及)

まず「人口動態の変化」ですが

我々の親世代は戦前生まれ

父親が9人兄弟

母親が8人兄弟

ですが、珍しいことではありませんでした

当然、親戚が多く葬儀に参列します

それに比べて

私は一人っ子

妻は二人兄弟

我が家と弟家族を合わせて

8名

まだ親戚の叔父叔母が健在なので

少しにぎやかですが

今後、大きな葬儀になる可能性は少ないですね

直葬のところでお伝えした

甥姪が叔父叔母の葬儀を執り行っている

現実もあります

次に、「価値観の変化」ですが

今の喪主世代に多いのは

「いらないもの」だけ明確なことです

例でいうと

祭壇

返礼品

お斎(料理)

宗教儀礼

お寺

近所付き合い

親戚付き合い

まだまだありますが

こんな感じでしょうか?

その結果が

「直葬」です

もう一度、言っておきます

「直葬」は火葬だけ行う行為で

葬儀ではありません

しかし、残念なのは

「必要なものは明確ではない」ということです

「こうしてあげたい」

「こうしたい」

という気持ちが薄い

ちょっと寂しい気がします

最後の「情報伝達スピードの変化(ネットの普及)」ですが

一番影響を与えているのは

葬儀社の紹介ポータルサイトです

○○○なお葬式、○○そう、○○○のお葬式等

最近は、TVCMも行っており

ネットから飛び出して来ましたね

ポータルで依頼が一番多いのは

「直葬」です

やはりネットは価格優先になりますからね

消費者の方が紹介ポータルサイトを

利用する場合の注意点もありますが

葬儀社の紹介サイトについて

改めて別の回に詳しくお伝えしたいとお思います

【今日のしつもん】

必要なものと必要でないものは何ですか?