お寺が納骨堂をつくるときの資金は?
今日、午後便で群馬へ戻ります
今回の予定はすべて完了
・高齢者施設へ入居している母との面談
・お墓の掃除
・お寺の新納骨堂を見学
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お寺が納骨堂をつくるときの資金は
どう調達しているのか?
本堂の修理や改修工事であれば
檀家さんから寄付を集める
というのが一番多い方法ですが・・
しかし
永代供養墓や納骨堂をつくって
販売するということは
経営的な側面が強くなります
方法は二つあります
① お寺が自己資金か金融機関から融資を受け建設する
② 提携する葬儀社や霊園業者が建設する
です。
①の場合、お寺にリスクが生じます
販売がうまくいかない場合、お寺の運営に問題が生じます。
檀家が少ないお寺では販売できていないのが現状ですし、
企業と同じようにマーケティング力が必要になります。
お寺は販売の収益を考えるとこちらを選んでしまいがちです。
②の場合、お寺はノーリスクです
広告宣伝を含めて事業者がすべて行いますし、
投資をしているので事業者は必死に販売します。
特に葬儀社は顧客を持っているので強いです。
今回、実家のお寺は①の方式で
金融機関から資金調達して建設されています。
色々な納骨堂や合祀墓を見学して考えたそうです。
合祀墓は低価格にして
たくさんの方がお参りに来ていただけるような
お寺にしたいとのことでした。
住職は合祀墓を販売して
収益を出そうと思っていないようです
つまり、合祀墓購入者の裾野を広げて
その後の葬儀や法事という
法務が増えて行きます。
この流れがお寺の経営としては安定しますし
正解だと思います。
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【今日のしつもん】
どんな未来を見ていますか?