【未来の種】「予期せぬ成功」をいかす。
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平成27年8月6日 未来の種180号
◆ 「予期せぬ成功」をいかす。
（株）グレイン 代表取締役 姫松千秋
http://graine.ne.jp
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◯このメールマガジンは、
葬祭業の経営者・経営幹部向けに
大変革期を乗り切るヒントを提供いたします。
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■こんにちは、姫松です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日は、イノベーションについて
お話しさせていただきます。
イノベーションとは単なる技術革新ではありません。
物事の新しい切り口、新しい捉え方、
新しい活用方法を想像する行為のことを指します。
別の言い方をすると、
「新しい利益を生み出すなにか（商品・サービス・仕組み」ということになります。
マーケティングを綿密に行って、
ある商品が売れて市場のシェアを獲得したとしても
それに甘んじてずっと同じことをやっていては、
明日はどうなるかわかりません。
世の中はどんどん変化していきます。
変化するのが当たり前の時代です。
絶えずその変化を見ながら、
企業自体も変わって行かなければなりません。
ドラッカー教授はイノベーションの機会を
７つに分けて説明しています。
１）予期せぬ成功・予期せぬ失敗
２）ギャップ
３）ニーズ
４）産業構造の変化
５）人口の変化
６）認識の変化
７）新知識の獲得・発見・発明
特に１）の「予期せぬ成功」をビジネスに生かすということを
常に考えておく必要があります。
私の16年前の経験ですが、資金がなかったので、
１戸建の輸入住宅を葬儀の事前相談や安置室として
利用していました。
ある時、事前相談に来られたご婦人が
「人数も少ないので、ここで葬儀はできないのですか？」
ということを言われました。
私たちにとっては、
まさに「予期せぬ要望」です。
すぐに検討して、
葬儀を受けることにしました。
さらにご利用いただいたご家族からは、
「本当にゆっくりお別れができました。
ありがとうございます。」
という感謝の言葉をいただきました。
顧客の「予期せぬ要望」が
「予期せぬ成功」に変わったのです。
その施設は、16年たった今でも
大人気の家族葬専用の施設です。
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＜今日の【未来の種】
【「予期せぬ成功」をいかす。】
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・過去１年の予期せぬ成功を書き出してみましょう。
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発行者
株式会社グレイン 姫松千秋