【未来の種】コスト主導の価格設定の間違い

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平成29年9月6日(水)   未来の種595号

◆ コスト主導の価格設定の間違い

(株)グレイン 代表取締役 姫松千秋
 http://graine.ne.jp

経営テーマ

『変化を感じ 変化を読み 時代の先頭に立つ』

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◯このメールマガジンは、

葬祭業に特化したコンサルティング会社・グレイン

代表の姫松千秋が日々感じたことを月曜日・水曜日・

金曜日の週3回、お伝えしていきます。

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■こんにちは、姫松です。

 いつもお読みいただきありがとうございます。

 昨日は、午前中、未来のための打合せ1件、

その後、月1回の体のメンテナンス。

 先日の日経MJにこんなタイトルが、

街の本屋さん「コンビニになる」

本屋にとってコンビニは敵ともいえる存在だが、

出版不況にあえぐ本屋と、

オーナー確保に悩むファミマがタッグを組んで、

コンビニと書店が融合した

「コンビニ書店」が誕生した。

最近、セミナーやこの場でもお伝えしていますが、

これまでは、本業となる「回収エンジン」(葬儀施行)

となる商品やサービスを磨いていれば

顧客を獲得することができた。

しかし、これからは集客のための「フック」が

をしっかりつくっていかなければ売上げが

成り立たない時代がやってきた。

我々はどんな業界とタッグを組んだら

相乗効果があるのだろう。

そんことを考えなければならない時代に

なったのかもしれません。

今日も一日人生とビジネスを楽しみましょう。

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 価格設定の唯一健全な方法は

顧客の望む価格に合わせて製品を設計することである。 

(ここから)
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■コスト主導の価格設定の間違い

 欧米のほとんどの企業が、

コストを積み上げ、

それに利益幅を上乗せして価格を設定する。

そして、製品を市場に投入するや価格の引き下げを余儀なくされ、

膨大な費用をかけて製品の設計を改める。

価格設定を誤ったばかりに、

優れた製品を捨てざるをえなくなったケースもある。

なぜそういうことになるのか。

コストを回収し、

利益を出さなければならなかった、

が彼らの答えである。

 価格設定の唯一健全な方法は、

市場が支払ってくれる価格からスタートし、

その価格に合わせて製品を設計することである。

価格を出発点としてコストを削り込んでいくは、

当初かなり苦労を要する。

だが、スタートを誤り、

何年も損失を続けるよりはいい。

「未来への決断」

 P.F.ドラッカー 著
 

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(ここまで)

 価格設定の仕方をチェックしてください。

顧客の現実から価格を設定し、

その価格の範囲内で利益をあげるべく

開発チームを編成してください。

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生まれた時より、

  より良い世界にして、
 
    この世を去る。

【第9の習慣】

  スティーブン・R・コヴィー 

発行者

株式会社グレイン 姫松千秋

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http://www.sousoulabo.com